一次関数 式を作る

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一次関数の式 y = ax + b を求める問題は、定期テストでよく出題される重要な単元です。これらの問題は、傾き(a)や切片(b)、通過する点などの与えられた条件を基に、一次関数の式を導き出すことが目的です。問題のパターンを理解し、解法の手順を習得することで、確実に解答できるようになります。

基本的な問題の解き方

例1)点(1、-3)を通り傾き2の直線の式を求める。

傾きが2なので 求める直線を y=2x+b  とおく。

(1、3)を代入すると -3=2×1+b より b=-5

よって求める直線は  y=2x-5

例2)直線y=3x+5 に平行で、点(-1, 1)を通る直線の式を求める。

平行な直線は傾きが等しいので求める直線の傾きは3 求める直線を y=3x+b  とおく。

(-1, 1)を代入すると  1=-1×3+b より b=4

よって求める直線は  y=3x+4

例3)切片が4で、点(1, 3)を通る直線の式を求める。

切片が4なので 求める直線を y=ax+4 とおく

(1, 3)を代入すると 3=a+4 より a=-1

求める直線は y=-x+4

例4)2点(1, 5)と(3, -1)を通る直線の式を求める。

解法1

(yの増加量)÷(xの増加量)から傾きを求める。

求める直線を y=ax+b とおくと

\frac{(-1)-5}{3-1}=\frac{-6}{2}=-3  よりa=-3 y=-3x+b に(1, 5) を代入  5=1×-3+b より b=8

求める直線は y=-3x+8

解法2

y=ax+b  に (1, 5) (3, -1) を代入して連立方程式を解く

y=ax+b に(1, 5)と(3, -1)を代入すると

5=a+b・・・① -1=3a+b・・・②

②-① -6=2a より a=-3

①に代入すると 5=-3+b  より b=8

求める直線は y=-3x+8

学習のポイント

  1. 一次関数の基本形を覚える:
    • y = ax + b の形を理解する
    • aが傾き、bがy切片であることを覚える
  2. 傾きの意味を理解する:
    • 傾きが直線の急さを表すことを知る
    • 2点から傾きを求める方法 (\frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}) を練習する
  3. y切片の意味を知る:
    • y切片がx=0のときのy座標であることを理解する
  4. 条件を式に当てはめる練習をする:
    • 与えられた点の座標を y = ax + b に入れてみる
    • 傾きや切片が分かっているときは、それらを式に入れる
  5. 平行線の特徴を覚える:
    • 平行な直線は傾きが同じであることを知る
  6. 問題のパターンを覚える:
    • よく出る問題の種類を知り、それぞれの解き方を練習する
  7. 計算をしっかり行う:
    • 分数の計算や方程式を解く練習をする
    • 計算ミスを減らすため、答えを確認する習慣をつける

これらのポイントを意識しながら問題を繰り返し解くことで、一次関数の式を求める力が身につきます。

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傾き(または切片)と1つの点から式を決定

sikinokettei1_1のサムネイル sikinokettei1_2のサムネイル sikinokettei1_3のサムネイル

2つの点から式を決定

sikinokettei2_1のサムネイル sikinokettei2_2のサムネイル sikinokettei2_3のサムネイル

その他の問題

表から読みよる問題などなど

sikinokettei3_1のサムネイル

その他の一次関数の問題

 一次関数の利用

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