二元一次方程式 $ax+by=c$をグラフで表す問題です。
学習のポイント
基本的な問題の解き方
- 方程式を y = -\frac{a}{b}x + \frac{c}{b} の形に変形します。
- 適当な x の値を代入して、y の値を求め、2点の座標を決定します。
- その2点を直線で結びます。
例題 2x + y = 1 をグラフで表す。
- y = -2x + 1 と変形します。
- 2点を求めます:
- x = 0 のとき、y = 1
- y = 3 のとき、x = -1
- 点 (0, 1) と (-1, 3) を通る直線を引きます。
ポイント 切片が分数になる場合は、2点を求める方法を使うと正確なグラフが書けます。
x軸、y軸に平行なグラフ
- x = a は y軸に平行な直線(縦線)になります。
- y = a は x軸に平行な直線(横線)になります。
注意すること
- グラフを描く際は、目盛りの間隔に注意しましょう。
- x軸とy軸の交点が原点(0, 0)であることを確認しましょう。
- 方程式を y = mx + b の形に変形すると、m が傾きで b がy切片になります。
- グラフを描いた後、元の方程式に合うか確認することが大切です。
これらの方法とポイントを押さえることで、二元一次方程式のグラフ表現を正確に行うことができます。練習問題を解きながら、様々なケースでのグラフの描き方に慣れていくことが重要です。
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方程式とグラフ
方程式をグラフに表します。
連立方程式とグラフ
グラフの交点から連立方程式の解を求めます。