電気分解2(塩化銅の電気分解)

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塩化銅の電気分解

塩化銅水溶液に電流を流して電気分解します。

塩化銅の電離式は次のようになります。

CuCl2→Cu2++2Cl

銅イオンと塩化物イオンが1:2で電離します。

電極に電圧をかける

陽極(+極)には塩化物イオン(Cl)、陰極(-極)には銅イオン(Cu2+)が引きよせられます。

陽極での反応

塩化物イオン(Cl)が電子を陽極にあたえて塩素原子(Cl)になる。

*電子は動線を通って陰極に移動

陰極での反応

銅イオン(Cu2+)が電子を2個陰極から受けとって銅原子(Cu)になる。

陽極での変化

塩素原子(Cl)が2個結びついて塩素分子(Cl2 )になり、気体の塩素として発生します。

陰極での変化

原子(Cu)が陰極にとして付着します。

*銅は赤色 軽くこすると金属光沢があらわれる。

分解の化学式

CuCl2→ Cu + Cl2 (出来る物質の量は1:1)

塩化銅水溶液は青色 (銅イオンの色)

電気分解をすすめ、水溶液中のイオンが少なくなる→電流が流れにくくなる。塩素の発生量が少なくなる。銅イオンが少なくなるので水溶液の青色が薄くなる。

練習問題をダウンロード

*画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。

*問題は追加する予定です。しばらくお待ち下さい。

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