データの比較をするための箱ひげ図の読み取り問題です。
高校入試にもよく出題されるので、基本を確認して練習問題に取り組むようにしましょう。
基本事項
四分位数と四分位範囲
データを値の小さい方から順に並べた時、データ個数を4等分する位置に来る値を四分位数といいます。
小さい方から順に 第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数 といいます。
第2四分位数は中央値になります。
例1
中央値(第2四分位数)は 5と6の平均値 (5+6)÷ 2 =5.5
第1四分位数は 3 第3四分位数は 8
このデータの四分位範囲は 8-3=5
例2
中央値(第2四分位数)は 5
第1四分位数は 2と3の平均値 (2+3)÷ 2 =2.5
第3四分位数は 7と8の平均値 (7+8)÷ 2 =7.5
このデータの四分位範囲は 7.5-2.5=5
データを正確に小さい順から並び替えるようにします。
箱ひげ図の書き方
最小値、第1四分位数、第2四分位数(中央値)、第3四分位数、最大値 を下のような箱と線で表した図を箱ひげ図という。
例 下のような小さい順に並べられたデータがある場合
中央値(第2四分位数)は 6
第1四分位数は 2と3の平均値 (4+5)÷ 2 =4.5
第3四分位数は 7と8の平均値 (7+9)÷ 2 =8
このデータを箱ひげ図に書くと下の図のようになる。
問題練習で書き方に慣れるようにしましょう。
箱ひげ図からデータの様子を読み取る問題もよく出題されます。練習問題で慣れるようにしてみてください。
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*問題は追加していきますのでしばらくお待ちください。
四分位数
箱ひげ図の書き方
箱ひげ図の読み取り
いろいろな練習問題
高校入試問題からピックアップした類題など。
中1 資料の整理も復習しましょう。