基本的な1次方程式の解き方をマスターした後、より複雑な問題に挑戦しましょう。ここでは、かっこを含む方程式や、分数・小数を含む方程式の解き方を学びます。→1次方程式の解き方1
学習のポイント
次の点に注意して学習しましょう。
- かっこを外す際の符号の扱い方
- 分数を含む方程式での最小公倍数の利用
- 小数を含む方程式での整数化の方法
かっこを含む方程式
かっこを外してから計算する問題です。
かっこを外す時に符号に注意しならが、丁寧に計算していきます。
例)4 (xー4)=2(3x+2)
解き方
- かっこを外す:4x – 16 = 6x + 4
- 移項する:4x – 6x = 4 + 16
- 係数をまとめる:-2x = 20
- 両辺を割る:x = -10
分数を含む方程式の例
問題 4x=\frac { 2 }{ 3 } x-5
解答の過程
両辺に3をかける
4x\times 3=\left( \frac { 2 }{ 3 } x-5 \right) \times 3
12x=2x-15
移項する
12x-2x=-15
10x=-15
両辺を5でわる
2x=-3
両辺を2でわる
x=-\frac { 3 }{ 2 } *10でわってから約分してもよい
小数を含む方程式の例
例)0.3x+0.6=0.2x-1
両辺に10をかける
3x+6=x-10
移項する
3x-2x=-10-6
x=-16
まとめ
- かっこ、分数、小数を含む1次方程式も、基本的な解き方を応用すれば解くことができます。
- 重要なのは、各ステップを丁寧に行い、計算ミスを防ぐことです。
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*問題はリニューアルする予定です。
かっこを外す問題
分数や小数が混ざった問題
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