基本的な1次方程式の解き方の問題プリントです。
学習のポイント
1次方程式とは
1次方程式は、未知数(通常xで表す)の1次の項のみで構成される方程式です。
例:2x + 3 = 11
1次方程式を解く方法
1次方程式を解くには、等式の性質を利用して未知数xを含む項を左辺に、数字のみの項を右辺にまとめます。
等式の性質
次の等式の性質を確認してください。
- 両辺に同じ数を加えても等式は成り立ちます。
- 両辺から同じ数を減じても等式は成り立ちます。
- 両辺に同じ数をかけても等式は成り立ちます。
- 両辺を同じ数(0以外)で割っても等式は成り立ちます。
移項
等式の一方の辺にある項を、符号を変えて他方の辺に移すことを「移項」といいます。
例:x + 5 = 10 → x = 10 - 5
解き方の手順
- 移項を使って、xを含む項を左辺に、数字のみの項を右辺にまとめます。
- xの係数が1になるように両辺を割ります(必要な場合)。
- 計算して解(xの値)を求めます。
例題1: 2x + 3 = 11
解き方
- 3を左辺から右辺に移項します:2x = 11 - 3
- 計算します:2x = 8
- 両辺を2で割ります:x = 4
例題2: 3x - 7 = x + 5
- xを左辺に、数字を右辺に移項します:3x - x = 5 + 7
- 計算します:2x = 12
- 両辺を2で割ります:x = 6
解を確認する。
求めた解が正しいかどうかを確認するには、元の方程式のxに求めた値を代入し、左辺と右辺が等しくなるか確認します。
例:2x + 3 = 11 で x = 4 の場合
左辺:2 × 4 + 3 = 11 右辺:11 左辺 = 右辺 なので、解は正しいことが確認できます。
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1次方程式の解き方1
基本的な移項、両辺を同じ数でかけたり割ったりする問題です。
1次方程式の解き方2
1次方程式の解き方3
その他の1次方程式の解き方
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