図形の平行、対称、回転移動に関する問題です。
それぞれの移動のやり方を確認して、作図が出来るようになることが大切です。
ポイント
図形移動には以下の3つがあります。
平行移動
図形を回転させずに移動させる
例) △ABCを△A’B’C’に平行移動
作図のやり方 AA’ BB’ CC’が長さが等しく互いに平行になるように点を結ぶ
回転移動
平面上で、図形を1つの点Oを中心として、一定の角度だけまわして、その図形を移す
例)△ABCを点Oを中心に△A’B’C’に90°回転移動
作図のやり方
- 点Oと一番近い点Cを結ぶ
- Oを中心に半径OCの半円をコンパスを使ってかく
- OCと弧の90°の角度上に点C’を書く
- 同様の手順を他の点にも行う
*複雑な図形になってくると練習が必要なので、いろいろな図形の回転移動を書いてみましょう。
対称移動
平面上で、図形を1つの直線lを折り目として折り返してその図形を移す
→小学校でやった線対称です。
(小学校でやった点対称移動は,回転移動のうち特に180゜回転の場合をいいます。)
例)△ABCを直線lを軸にして△A’B’C’に対称移動
線対称の作図のやり方
AとA’を結んだ直線が対称の軸と垂直に交わって、その交点で二等分されるように点をひいていく。他の点も同じように作図する。
*定規やコンパスで作図してみましょう。
*点対称の場合は180°の回転移動と考えて作図してください。
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