細胞のつくりとはたらき(細胞の呼吸・単細胞と多細胞・組織と器官)
中学2年理科の細胞のつくりとはたらきの練習問題です。
細胞の呼吸のしくみ、単細胞生物と多細胞生物の違い、組織・器官・個体の階層構造について学びます。高校入試でも頻出の内容なので、確実に身につけておきましょう。
基本事項
細胞の呼吸
細胞は酸素を使って養分を分解し、生きるためのエネルギーをとり出しています。このとき二酸化炭素と水が発生します。このはたらきを細胞の呼吸といいます。

とり出されたエネルギーは、成長・運動・体温維持など、生命活動のために使われます。細胞の呼吸は細胞の中のミトコンドリアで行われ、動物だけでなく植物でも、昼も夜も常に行われています。
細胞の呼吸は光合成と逆の反応です。光合成では二酸化炭素と水からデンプンなどをつくり酸素を出しますが、細胞の呼吸では酸素を使って養分を分解し、二酸化炭素と水を出します。
単細胞生物と多細胞生物
1個の細胞だけで体ができている生物を単細胞生物といいます。単細胞生物では、1個の細胞ですべての生命活動を行っています。
多くの細胞が集まって体ができている生物を多細胞生物といいます。多細胞生物の細胞は、場所によって形やはたらきが決まっています。
| 分類 | 生物の例 |
|---|---|
| 単細胞生物 | ゾウリムシ・アメーバ・ミカヅキモ・ミドリムシ |
| 多細胞生物 | ヒト・サクラ・ミジンコ・アオミドロ |
組織・器官・個体
多細胞生物では、形やはたらきが同じ細胞が集まって組織をつくります。組織がいくつか集まって特定の形とはたらきをもつ部分を器官といいます。器官が集まって1つの生物(個体)がつくられます。
動物の胃・心臓・肺などは器官にあたります。植物では根・茎・葉が器官、葉肉組織・道管が組織にあたります。
学習のポイント
- 細胞の呼吸の式(養分+酸素→エネルギー+二酸化炭素+水)を覚えましょう。
- 細胞の呼吸が行われる細胞小器官(ミトコンドリア)を覚えましょう。
- 代表的な単細胞生物と多細胞生物を覚えましょう。
- 細胞→組織→器官→個体の順序と、それぞれの意味を説明できるようにしましょう。
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