原子とイオン

スポンサーリンク

原子とイオンの基本的な問題です。

教科書で基本的な内容をしっかり理解してから、問題に取り組みましょう。

学習のポイント

  • 原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)を理解しましょう。
  • 陽イオン・陰イオンのでき方を説明できるようにしましょう。
  • 代表的なイオンの化学式を覚えましょう。
  • イオンの電子の数を計算できるようにしましょう。

基本事項

原子の構造

物質を構成する最小の粒子が原子です。原子は原子核電子からできています。

原子核は原子の中心にあり、+の電気を帯びた陽子と、電気を帯びていない中性子からできています。原子核のまわりには**-の電気を帯びた電子**が運動しています。

陽子(+)の数と電子(-)の数は同じなので、原子全体としては電気を帯びていません。

粒子電気場所
陽子原子核の中
中性子なし原子核の中
電子原子核のまわり

同位体

同じ元素で中性子の数が異なる原子を互いに同位体といいます。

例えば、通常の水素は中性子をもちませんが、中性子を1個もつ重水素があります。同位体どうしの化学的な性質はほとんど等しくなります。

電子配置

原子はその種類によって、電子がどの層に何個ずつ入るか決まっています。これを電子配置といいます。

  • 一番内側の軌道:最大2個
  • 2番目以降の軌道:それぞれ最大8個

例えばナトリウム(陽子11個、電子11個)の場合:2個+8個+1個=11個

イオンとは

原子が電子を失ったり受けとったりして、電気を帯びたものをイオンといいます。

陽イオン:原子が電子を失って、+の電気を帯びたイオン

陰イオン:原子が電子を受けとって、−の電気を帯びたイオン

例えば、ナトリウム原子は一番外側の電子1個を失ってナトリウムイオン(Na⁺)になります。塩素原子は電子1個を受けとって塩化物イオン(Cl⁻)になります。

代表的なイオンの化学式

陽イオン

H⁺Na⁺K⁺Cu²⁺Zn²⁺Mg²⁺Ca²⁺Ag⁺Ba²⁺NH₄⁺
水素イオンナトリウムイオンカリウムイオン銅イオン亜鉛イオンマグネシウムイオンカルシウムイオン銀イオンバリウムイオンアンモニウムイオン

陰イオン

Cl⁻OH⁻SO₄²⁻NO₃⁻CO₃²⁻S²⁻
塩化物イオン水酸化物イオン硫酸イオン硝酸イオン炭酸イオン硫化物イオン

NH₄⁺のように異なる種類の原子が2個以上集まったイオンを多原子イオンといいます。

イオンの電子の数の求め方

原子では陽子の数=電子の数です。イオンになるとき電子が増減するので、次のように計算します。

  • 陽イオン:電子の数=陽子の数-失った電子の数
  • 陰イオン:電子の数=陽子の数+受けとった電子の数

例)銅イオン(Cu²⁺):銅原子の陽子は29個 → 29-2=27個

例)塩化物イオン(Cl⁻):塩素原子の陽子は17個 → 17+1=18個

中3の理科の学習におすすめ

中3理科をひとつひとつわかりやすく。改訂版 (中学ひとつひとつわかりやすく)

新品価格
¥1,089から
(2026/4/6 17:20時点)

理科の基本事項をしっかり学ぶのにおすすめです

練習問題をダウンロードする

画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

gensitoion1のサムネイル
gensitoion2のサムネイル
gensitoion3のサムネイル
gensitoion4のサムネイル

その他の水溶液とイオンの問題

イオン

化学変化と電池エネルギー

  • 化学電池
  • 燃料電池など

 

タイトルとURLをコピーしました