水溶液の性質に関する問題です。
ここでは、溶液、溶媒、溶質 の言葉の意味をしっかり理解するようにしてください。
実験問題や濃度などの計算問題がよく出題されますが、言葉の意味が分からないと、問題が解けなくなります。
基本事項
水溶液とは
ある液体に他の物質が溶けている状態のものを水溶液といいます。
- すべて透明で色がついているものやついていないものがある。
- しばらく放置しても溶けている物質は出てこない。
- どの部分も同じ濃さで一定である。
溶液、溶媒、溶質
物体が液体に溶けることを溶解(ようかい)といいます。
溶液(ようえき) 液体に他の物質が溶けている状態のもの。
溶質(ようしつ) 溶液中に溶けている物質。(固体、液体、気体)
溶媒(ようばい) 溶質を溶かしている液体。(溶媒が水の場合、溶液が水溶液になる)
いろいろな水溶液の溶質
*溶質(何が溶けているか)を答えられるようにしておきましょう。(気体が溶けているものがどれか?という問題も出題されます。)
食塩水の溶媒 →食塩
炭酸水の溶媒 →二酸化炭素(気体)
塩酸の溶媒 →塩化水素(気体)
アンモニア水の溶媒 →アンモニア(気体)
硫酸銅水溶液の溶質 →硫酸銅
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*問題は追加する予定です。