日本の天気のについての問題です。
基本的な用語の他に天気図を見て季節を判断する問題がよく出題されます。天気図の特徴をしっかり確認してから問題を解いていくようにしてください。
日本の天気の特徴
春と秋の天気
移動性高気圧によって、天気の良い日と悪い日が周期的におとずれる。
↓天気図では、高気圧と低気圧が交互に日本列島を通過することに着目してください。
出典:気象庁ホームページ
冬の天気
ユーラシア大陸が冷やされ、大陸城でシベリア高気圧が成長する。シベリア高気圧の中心付近には、冷たく乾燥したシベリア気団ができる。
西の大陸の気圧が高く、東の太平洋側の気圧が低い西高東低の冬型の気圧配置となる。このため、北西の季節風が吹き、日本海側で雪になる。
↓天気図では、西の大陸上に高気圧、東に低気圧があり、等圧線が縦に狭い間隔で並んでいることに着目してください。
出典:気象庁ホームページ
梅雨から夏の天気
6月ごろ、冷たくしめったオホーツク海気団とあたたくしめった小笠原気団が発達して、接して勢力がつり合うことで停滞前線
が出来る。この時期の停滞前線を梅雨前線という。これにより日本列島に雨を降らせることを梅雨(つゆ)という。
*北海道地方には梅雨はない。
*9月ごろにも同じように停滞前線が出来る。これを秋雨前線という。
↓停滞前線が日本列島にとどまっていることに着目してください。
出典:気象庁ホームページ
梅雨があけて夏になると太平洋高気圧が発達し、日本列島はあたたかくしめった小笠原気団におおわれる。このため高温多湿で晴れる日が多くなる。
↓高気圧が太平洋上に、日本列島がおおわれていることに着目してください。
出典:気象庁ホームページ
台風
熱帯地方に発生する低気圧を熱帯低気圧という。これは前線を伴わない。
夏から秋にかけて、熱帯低気圧が熱帯の海上で発達して日本列島にやってきて、中心付近の最大風速が17m/秒以上に発達したものを台風という。
強い上昇気流を生じることで、台風は大量の雨と強い風をともなう。また、等圧線の間隔が狭く、同心円状で前線をともなわない。
↓台風は同心円状で前線がなく南から日本列島の方向に進みます。進路は偏西風の流され方によって異なります。
出典:気象庁ホームページ
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*問題は追加する予定です。
基本事項まとめ