飽和水蒸気量、露点、湿度のグラフを使った問題です。
グラフの読み取りと計算問題がよく出題されます。
グラフの読み取り方をしっかり学習していろいろな問題を解くようにしてください。
→湿度と飽和水蒸気量の計算 の問題も取り組んでみましょう。
問題例
下のグラフは気温と飽和水蒸気量との関係を表したものです。A~Cは異なる空気の状態を示したものになります。
Cの空気の湿度を求めます。
Cは30℃の空気で グラフから 水蒸気量が25g/㎥ 飽和水蒸気量が30g/㎥ と読み取れる。
よって湿度は 25÷30×100=83.333・・・ 約83%
A~Cのうち、最も湿度の低い空気を求めます。
湿度をそれぞれ求めて考えてもいいが 飽和水蒸気量に対して水蒸気量の割合が一番低いのはグラフからBと読み取れる。
A~Cのうち露点が同じ空気を選びます。
露点は温度を下げて水平方向左に移動してグラフにぶつかる点を求めます。
AとBの空気の露点が同じになります。
Cの空気を10℃まで下げると、空気1㎥あたり約何gの水滴が出来るか求めます。
Cの空気は1㎥あたり25gの水蒸気を含んでいます。
グラフより、10℃のときの飽和水蒸気量は約9g/㎥になります。
上のグラフの水色の部分が水蒸気にならずに水滴となります。
25-9=16g 16gの水滴が出来ます。
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画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。
*問題は追加しますのでしばらくお待ちください。
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