雲のでき方

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雲のでき方の問題です。

実験の問題や実際の雲のでき方を図で説明する問題がよく出題されます。

記述問題がよく出題されるので、漠然と語句の暗記をするだけでは確実に点数はとれません。 雲のでき方を文章で説明出来るようにしておいてください。 

雲のでき方

水蒸気を含む空気のかたまりは上昇気流によって上空に運ばれると、周囲の気圧が低くなります。

* 気圧はそれより上にある空気の重さによって生じるので高いところに行くほど低くなる。(高い山に登ると気圧は低くなります。)

空気のかたまりは下の図のようになって雲ができます。

気圧が低くなると空気は膨張します。←おさえてる力がちいさくなるから大きく広がる。

空気が膨張すると温度が下がります。←覚えておきましょう。

温度が下がると露点に達します。

露点より低い温度になると水蒸気は水滴になります。

水滴が空気中の霧やほこりのまわりに集まって雲が出来ます。

雲のでき方を調べる実験

下のような装置で雲の出来かたを調べる実験が出来ます。

フラスコに少量の水(フラスコ内の湿度をあげるため)を入れます。

線香のけむりを入れると核になって水蒸気が凝結しやすくなります。

ピストンを引くとフラスコ内の空気が膨張して温度が下がります。

温度が下がると、露点に達して水蒸気の一部が水滴となって出ます。

フラスコ内にけむりを核して水蒸気が凝結して小さな水滴となり、フラスコ内に浮かぶフラスコ内が白くくもります。

 

ピストンを押すと、フラスコ内の空気が圧縮されて温度が上がり、くもり(水滴)が水蒸気にもどるのでくもりが消えます。

水の循環

水は、水蒸気、雨、雪のように状態を変えながら大気中を循環しています。

この水の循環のもとになっているのは太陽エネルギーです。

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