気圧と風の問題です。
等圧線の間隔、高気圧と低気圧の風の吹き方がよく出題されます。
天気図の総合的な問題を解く基本となるところなので、分からないところがなようにしておいてください。
高気圧、低気圧の風の吹き方を図で表せるようにしておいてください。また、記述問題にも対応するため、図を見ながら自分で説明できるようにしっかり学習しておきましょう。
気圧と等圧線
1気圧=1013hPa
*hPa(ヘクトパスカル)と読みます。
天気図で気圧が等しい地点を結んだ曲線を等圧線といいます。
1000hPaを基準に 4hPa ごとに等圧線は引かれています。
P 地点の気圧は 1016hPa
高気圧と低気圧
等圧線でかこまれ、まわりより気圧が高いところを高気圧、まわりより気圧が低いところを低気圧といいます。
風の吹き方
高気圧
高気圧はまわりよりも気圧が高い(空気が重い)ため地上付近では風はまわりに向かって吹き出します。
吹き出す空気をおぎなうため、上空から空気がおりてきて下降気流になるので雲が消え、高気圧付近では晴れます。
低気圧
低気圧はまわりよりも気圧が低いため風が吹き込みます。
ふきこんだ空気は上空にのぼり、上昇気流が生じます。これによって雲が出来るので天気が悪くなります。
*地球の自転の影響で、北半球では本来の進行方向に向かって右にずれて風が吹きます。
風の強さ
等圧線の間隔がせまいところでは、気圧の変化が急になるので、空気の移動する速さが速くなり、強い風がふきます。
*山の斜面をイメージ。等高線が狭いと急斜面になる。
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