二次方程式の基本と、平方根の考え方を用いた2次方程式の解き方の基本的な練習問題です。テスト前にしっかり確認しておきましょう。
*平方根の復習もしておきましょう。
学習のポイント
次の二次方程式を解いてみましょう:
(x + 2)^2 = 9
解き方の手順
- まず、(x + 2) をひとかたまりと考えます。これが二乗されて9になっているということは、(x + 2) 自体は9の平方根になるはずです。
- 9の平方根は \pm 3 なので、次のように書けます:x + 2 = \pm 3
- これは実際には2つの方程式を表しています:x + 2 = 3 \quad \text{または} \quad x + 2 = -3
- それぞれの方程式を解きます:方程式1:x + 2 = 3
x = 3 - 2
x = 1方程式2:x + 2 = -3
x = -3 - 2
x = -5 - したがって、この二次方程式の解は次の2つです:x = 1 \quad \text{または} \quad x = -5
重要なポイント
- (x + 2)^2 = 9 の形は、「何かの二乗が9に等しい」ことを示しています。
- 9の平方根を考えるとき、正の値(+3)と負の値(-3)の両方があることが重要です。
- この方法は、(ax + b)^2 = c の形の二次方程式を解く際に有効です。
- 解を検算することで、得られた解が正しいことを確認できます。
検算
解が正しいか確認してみましょう:
x = 1 のとき: (1 + 2)^2 = 3^2 = 9
x = -5 のとき: (-5 + 2)^2 = (-3)^2 = 9
どちらの解も元の方程式を満たしていることがわかります。
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