素数と素因数分解は、数学の基礎となる重要な概念です。これらを理解することで、数の性質をより深く知ることができ、後の学習にも役立ちます。
基本事項
素数
素数とは
1とその数以外に約数を持たないものをいいます。
小さい順に素数を挙げると2、3、5、7、11、13、17、19、23、29・・・
ある数を素因数だけの積で表すことを素因数分解(そいんすうぶんかい)といいます。
累乗の形を使って表します。
小学校の問題ー素数の調べ方で復習しましょう。
素因数分解の計算方法
例1)6を素因数分解しなさい
6=2×3
このくらいなら、暗算ですぐにできると思います。
例2)24を素因数分解しなさい
頭で計算出来る人は頭の中で計算して構いません。(ただし、答えを書いてから確認してください。)
自信がない場合は以下のように、素数でどんどん割っていきます。
2 )24
2 )12
2 ) 6
3
24=23×3
約数の個数の求め方
素因数分解を利用して約数の個数を求めます。
自然数Nが
と素因数分解できるとき の正の約数の個数は
何故こうなるか、約数の組み合わせを書き出して考えてみましょう。
*こちらに小学生向けの解説がありますので参考にしてみてください。
例 108の約数の個数を求める場合
素因数分解すると
108=22×33
108は2が 2個 と 3が 3個 の 積 になります。
約数の個数=(2+1)× (3+1)=12 と求めることができます。
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素因数分解の基本
素因数分解の計算
素因数分解の計算と、平方を作る応用
*2019/5/1 NO.1の 2ー④の問題の解答にミスがありましたので修正しました。
いろいろな問題 まとめ
*問題を作り直しました。
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