数の集合と四則の問題です。
高校入試でも出題されることが多くなっていますので、問題演習をしっかりしておきましょう。
学習のポイント
中学1年生では、主に以下の3つの数の集合について学びます。
- 自然数の集合
- 整数の集合
- 分数の形で表せる数の集合(有理数の集合)
自然数の集合における四則演算
自然数とは、1, 2, 3, 4, … と続く正の整数のことです。
- 加法(たし算):常に自然数になります。 例:3 + 5 = 8
- 乗法(かけ算):常に自然数になります。 例:3 × 5 = 15
- 減法(ひき算):結果が自然数にならないことがあります。 例:3 – 5 = -2(自然数ではありません)
- 除法(わり算):結果が自然数にならないことがあります。 例:3 ÷ 5 = 3/5(自然数ではありません)
整数の集合における四則演算
整数とは、…, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, … と続く数のことです。
- 加法(たし算):常に整数になります。 例:2 + (-5) = -3
- 減法(ひき算):常に整数になります。 例:2 – (-5) = 7
- 乗法(かけ算):常に整数になります。 例:2 × (-5) = -10
- 除法(わり算):結果が整数にならないことがあります。 例:2 ÷ (-5) = -2/5(整数ではありません)
重要なポイント
- 自然数の集合では、加法と乗法は常に自然数になりますが、減法と除法はそうとは限りません。
- 整数の集合では、加法、減法、乗法は常に整数になりますが、除法はそうとは限りません。
学習のアドバイス
- これらの概念をしっかり理解するために、様々な数の組み合わせで計算練習をしてみましょう。
- 結果が元の数の集合に含まれるかどうかを常に確認する習慣をつけましょう。
- 問題を解く際は、使用している数がどの集合に属するかを意識しましょう。
この内容をよく理解して、たくさん練習問題を解いてみてください。
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*分かりにくい場合は、例のように具体的な数を入れて考えてみましょう。
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