文字式による証明の練習問題プリントです。
苦手な人も多いようですが、基本的な式の表し方、証明の流れをしっかりおさえていけば、それほど難しくありません。
問題を解きながら、やり方を身につけていきましょう。
学習のポイント
*文字を使って数をどう表すかが大切になります。基本的な表しかたを確認してください。
整数,自然数は n や m の文字で表すことが多いです。 (証明がしっかり書けていればxやyなど他の文字で定義されていても正答になります。)
よく出題される表しかた
倍数、偶数、奇数
n を整数とすると
2の倍数 → 2n 3の倍数→3n 7の倍数→7n
偶数→2n 奇数→2n+1(または2n-1)
連続する数
n を自然数とすると
連続する2つの自然数 → n, n+1 連続する3つの自然数 n-1, n ,n+1
連続する2つの偶数 → 2n, 2n+2 連続する2つの奇数 →2n+1 ,2n+3
2けた、3けたの数
x,y,zを自然数とする
2けたの自然数→ 10x+y 3けたの自然数 100x+10y+z
あまり
n を整数とすると
3でわると1あまる数 → 3n+1 5でわると2あまる数 → 5n+2
表しかたがわかれば、問題の指示通りに式をつくり、式をまとめてみましょう。例)連続する3つの整数の和が3の倍数になることの証明
nを整数とすると 連続する3つの整数は n-1, n , n+1 と表せる。 ← n,n+1,n+2で表してもよい
(n-1)+n+(n+1)=3n nは整数だから3nは3の倍数 よって 連続する3つの整数の和が3の倍数になる
練習問題をダウンロードする
画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。
文字式による説明1
偶数、奇数の表し方、連続する整数の表し方を使った問題です。
2024/7/29 NO.1の問題の表記にミスがありましたので修正しました。
文字式による説明2
あまりの表し方、2けた、3けたの数の表し方などの問題です。
式による証明3
カレンダーを使った問題です。
2022/6/27
問題、解答を変更しています。
新品価格 |