慣性の法則に関する問題です。
記述問題でもよく出題されますので、内容をしっかり理解し問題を解いていくようにしてください。
慣性の法則
物体に物体に力がはたらかないとき、または力がつり合っているとき
・静止していた物体はいつまでも静止し続けます。
・運動していた物体はそのママの速さで等速直線運動を続けます。
物体がその運動の状態を続けようとする性質を慣性といいます。この法則はイギリスの科学者ニュートンが発見しました。
慣性の法則の例
だるまおとし
力を受けなかった部分が止まっていようとするので、打った部分だけ飛ばされます。
Cを強くたていてやると、Cは横に飛び出すが、A,B,D,Eはそのまま静止し続けようとするので飛び出さない、重力が働くので、A,Bは真下に落ちる。
電車に乗っている人
電車が急発進したらからだが進行方向と逆に倒れる
電車に乗っている人はそのまま静止し続けようとするので、進行方向と逆に倒れそうになる。
電車の中でブレーキをかけたときにからだが前のめりになる
電車が止まろうとしても体がそのままの速さで運動を続けようとして今の位置よりからだが前に出る。
テーブルクロスの上にグラス等を置き一気に引く
上のグラスは止まっていようとするので、下のテーブルクロスだけを取り去ることができます。
宇宙空間で飛び続けるロケット
重力もなく、空気抵抗もないので、一度飛び出したら燃料が切れてもそのまま飛び続ける。
慣性の法則で説明できる例を出来るだけたくさんノートに書き出してみましょう。
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画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。
*問題は追加する予定です。
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