地震が起こるしくみ

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地震が起こるしくみと、地震と災害についての問題です。

図を見てしくみをしっかり確認してください。基本をしっかり覚えていけば点数は取りやすいと思います。

普段から地震の情報やニュースなどに関心を持って、学習したことを定着するようにしましょう。

基本事項

プレート

地球の表面をおおう厚さ100kmの岩盤のことをプレートといいます。

 

上の図のように大洋の中心付近にある海嶺(かいれい)という海底山脈では、地下のマグマの上昇によってあらたなプレートが作られます。

新たなプレートにおされる形で年間数cmずつ、海洋プレート(海のプレート)が図の方向に動いていきます。日本列島付近では、移動してきた海洋プレートが大陸プレート(陸のプレート)に沈みます。これを海溝(かいこう)といいます。

プレートの沈み込みが起こる場所ではひずみがたまり地震がおきます。また、マグマが作られ火山活動が活発になります。

日本付近には4つのプレートがあります。

 

太平洋プレートは北アメリカプレートの下に沈み込み、フィリピンプレートはユーラシアプレートの下に沈み込んでいます。

海溝型地震

海洋プレートが大陸プレートの中に沈み込みます。

海洋プレートが動くことによって大陸プレートの先端部が引きずり込まれます。(沈降)

少しずつひずみが大きくなると、このひずみに耐え切れなくなった大陸プレートが急激にはね上がり(隆起)巨大な地震となります。

このように大陸プレートのはね上がりによって起こる地震を海溝型地震(プレート海溝型地震)といいます。

震源が海底の場合,海底の地形急激に変化して津波が発生することがあります。

海溝型地震の震源の分布

海溝型地震の震源は太平洋側の海溝付近に多く、日本海側に行くにつれて深くなります。

 

内陸型地震

海溝型地震の影響でプレート内部にずれたあとが残ることがあります。

この大地のずれを断層といいます。その中でも今後もずれが大きくなる可能性がある断層を活断層といいます。

この活断層のずれで起こる地震を内陸型地震直下型地震ともいう)と言います。

 

地震と災害

地震の備えとしてもしっかり覚えておきましょう。

地震による災害
  • 建物の倒壊や 土砂くずれが起こる。
  • 火災やガス,水道,電気などの供給路の寸断する。
  • 大地が持ち上がったり(隆起)沈んだり(沈降)することもある。
  • 水をふくんだ砂の地盤が,地震の振動によって液体のようになる液状化
  • 津波の発生
緊急地震速報

気象庁が配信する。(テレビ、ラジオ、携帯電話などで)

最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)が予測され 地域を知らせる。

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*問題は追加する予定です。

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