地震の表やグラフを使った計算問題です。
地震に関する基本的なことをしっかり学習してから、問題を解くようにしてください。いろいろな問題を解いて、解き方を身につけるようにしましょう。
表を使った問題例
下の表はA,B地点での地震を観測を記録したものである。
震源からの距離(km) | 初期微動が始まった時刻 | 主要動が始まった時刻 | |
A地点 | 40(km) | 13時24分15秒 | 13時24分20秒 |
B地点 | 80(km) | 13時24分20秒 | 13時24分30秒 |
初期微動を起こすP波の速さを求めます。
A地点とB地点の距離の差は 80-40=40(km)
A地点とB地点のP波の到着時刻の差は 13時24分20秒ー13時24分15秒=5秒
P波の速さは 40÷5=8(m/s)
地震が発生した時刻を求めます。
A地点は震源から 40(km)離れているので
P波が到着するのに 40÷8=5秒 かかる
地震発生時刻は 13時24分15秒の5秒前 13時24分10秒
*比例式を使っていろいろな問題を解いてみましょう。
グラフを使った問題
下の図は地震発生から、初期微動と主要動が始まるまでの時間と、震源距離との関係のグラフです。
グラフからP波とS波の速さを求めます。
赤丸の75kmの所の座標を読み取ります。
P波 75km で15秒なので 75÷15=5 (m/s)
S波 75km で25秒なので 75÷25=3 (m/s)
震源距離が225kmの地点での初期微動継続時間を求めます。
75kmの地点ではP波とS波の間は10秒なので 75kmの地点での初期微動継続時間は10秒
225kmの地点での初期微動継続時間をx秒とすると
75 :10= 225 : x
x=30 → 30秒
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*問題は追加する予定です。
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