力の単元の中でばねに関する問題は計算問題がよく出題されます。
基本的なことをしっかり確認して、練習問題を解くようにしてみてください。
ばねの問題の基本
おもりをつり下げていないときのばねの長さ(自然長)から、おもりをつり下げたときの長さの差がばねののびになります。
バネ全部の長さではなく、バネがどれだけのびたかを考えるようにしてください。
*問題でばね全体の長さなのか、ばねのびなのかをしっかり読み取るようにしましょう。
フックの法則
ばねの伸びは、そのばねに加えた力に比例します。(フックの法則)
重りの重さが2倍、3倍になれば、ばねののびは2倍、3倍になる。
問題の例
2Nの力を加えたら5cmのびるばねに5Nの力を加えたらばねは何cmのびるか。
考え方:ばねののびをxとして比例式をつくります。
2:5=5:x 2x=25 x=12.5 12.5cm
*簡単な問題なら式を作らずに、何倍になるかで考えても構いませんが、小数や分数含まれる問題などになると計算が複雑になるので、比例式を作るようにすることをおすすめします。
グラフを書く問題
グラフを書く問題もよく出題されます。比例のグラフになるように確認してください。
ばねのいろいろなつなぎ方
ばねのいろいろなつなぎ方に関する問題もよく出されますので基本的なことを確認しておいてください。
例)1Nの力で2cmのびるばねがあるとする。
図のおもりは100g=1Nとする。(ばねの重さなどは考えないとする)
ばねを2本つなぐ場合
ばねがそれぞれ1Nの力でひっぱられるので、全体ののびは2cm+2cm=8cmになる。
ばねを2本つなぐ場合
1つのばねにかかる力は全体の半分になる。→0.5N
よってばねののびは 2÷2=1cm
ばねの片側と両側におもりをつるす。
横につるししてもばねののびは変わらない →ばねののびは2cm
左側は壁と同じよう力がつりあっているので片側につるす場合と同じになる。→ばねののびは2cm
練習問題をダウンロードする
*画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。
問題は追加する予定です。
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