基本的な因数分解の練習問題プリントです。
学習のポイント
因数分解は何をするのか
問題を解く際にはあまり重要ではないですが、因数とは何か?をまずは確認しておきましょう。
素因数分解は整数を素数だけの積の形に分解しています。このとき因数は、整数をいくつかの積で表したときの1つ1つの数になります。
文字式の因数について考えてみます。
{ x }(x+1)という式は xと(x+1)のかけ算になっています。つまりxと(x+1)がそれぞれ因数となります。
上の式を展開すると
{ x }^{ 2 }+xなので、これを
{ x }(x+1)
と積の形にすることが因数分解です。
つまり展開の逆だと考えると分かりやすくなります。
因数分解の考え方
因数分解の考え方は
共通因数でくくれるかどうかを考える
- 数字でくくれる
- a、x、yなど文字でくくれるか
公式を使う
乗法公式の逆になります。
の2つの考え方を身につければOKです。
因数分解は今後学習する単元や高校数学でも必要となります。
出来るだけ短時間で計算出来るように練習してください。
因数分解 基本
因数分解の基本、共通因数でくくる問題
共通因数でくくる、例) ma+mb-mc=m(a+b-c)
因数分解の公式1
x2-a2=(x+a)(x-a) の公式
x2+2ax+a2=(x+a)2 x2-2ax+a2=(x-a)2
の公式
因数分解の公式2
x2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)の公式