気体の発生方法についてのまとめと問題です。
定期テストや入試でよく出題されますし、実験の問題も多く出題されます。
発生方法、作り方→気体の性質→集め方
をまとめて覚えるようにしてください。
*気体の性質、気体の集め方を一緒に勉強してノートにまとめるようにしましょう。
水素の発生方法
水素の作り方
試験管の中に亜鉛(鉄、アルミニウム、マグネイシウム)
などの金属にうすい塩酸か、うすい硫酸を加えて作る。
水素の集め方
水に溶けにくいので水上置換で集める。
酸素の発生方法
酸素の作り方
フラスコの中に
二酸化マンガンを入れ、ろうと管からうすい過酸化水素水(オキシドール)を加える。
*二酸化マンガン自体は変化しないで、実際は過酸化水素が分解して酸素を発生させます。
二酸化マンガンは分解反応を促進する働きをする。(このような働きをする物質を触媒(しょくばい)という)
酸素の集め方
水に溶けにくいので水上置換で集める。
二酸化炭素の発生方法
二酸化炭素の作り方
石灰石(卵の殻や貝殻、大理石)に塩酸を加える。
二酸化炭素の集め方
水に少し溶けて、空気より重いので下方置換か水上置換で集める。
アンモニアの発生方法
アンモニアの作り方
塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱する
アンモニアの集め方
水に溶けやすく、空気より軽いので上方置換で集める。
↑の発生方法では、試験官の口が下になるように傾ける (発生した水滴が試験官の加熱部分に流れて試験官が割れるのを防ぐため)
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*問題は追加しますのでしばらくお待ちください。