細胞の分裂と成長(細胞分裂の観察・染色体・根の成長) 中3理科2分野

スポンサーリンク

中学3年理科の細胞の分裂と成長の練習問題です。細胞分裂の観察方法、染色体の複製と数の変化、根が成長するしくみについて学びます。高校入試でも頻出の内容なので、確実に身につけておきましょう。

基本事項

細胞分裂の観察

 1個の細胞が2個に分かれることを細胞分裂といい、生物のからだをつくる細胞が行う細胞分裂を特に体細胞分裂といいます。細胞分裂は、タマネギやソラマメの根の先端近くで観察します。この部分では細胞分裂がさかんだからです。

 観察では、根を約60℃のうすい塩酸につけてひとつひとつの細胞をはなれやすくし、酢酸オルセインや酢酸カーミンで核と染色体を赤色に染めます。最後にろ紙をかぶせて押しつぶし、細胞の重なりを少なくします。

細胞分裂の順序と染色体

細胞分裂が始まると、核の中にひも状の染色体が現れます。染色体には、生物の形質を決める遺伝子がふくまれています。

分裂の準備で染色体が複製されて2本ずつになり、中央に並んだあと2つに分かれて両端へ移動します。やがて2個の核ができ、細胞質が分かれて2個の細胞になります。

染色体の複製と数の変化

1個の細胞の中の染色体の数は、生物の種類によって決まっています。分裂前に複製されて数が2倍になり、分裂のときに2つに分かれるため、分裂後の数は分裂前と変わりません。

タマネギの染色体は16本で、複製されて32本になり、分裂後はそれぞれ16本にもどります。

根の成長のしくみ

根に等間隔の印をつけて成長させると、先端付近の間隔が広がります。先端近くで細胞分裂がさかんだからです。

先端近くの細胞は小さく、根もとに近づくほど大きくなります。生物が成長するのは、細胞分裂で細胞の数がふえ、ふえた細胞が大きくなるためです。

学習のポイント

  • 細胞分裂の観察手順では、塩酸処理・染色・押しつぶしのそれぞれの目的を問われやすいので、混同しないように注意しましょう。
  • 細胞分裂の順序は、図を並べかえる問題がよく出ます。染色体の動きに注目して順番をおさえましょう。
  • 染色体の数は「分裂前16本→複製後32本→分裂後16本」と変化します。分裂後に元の数にもどる点に注意しましょう。
  • 根が成長するしくみは、「細胞の数がふえる」と「細胞が大きくなる」の2つをセットで答えるようにしましょう。

中3理科の定期テスト対策におすすめ

定期テスト対策問題集 中3 理科 啓林館版 (スタディ倶楽部蛍光ペン付) 2026年度版

新品価格
¥2,180から
(2026/6/1 23:09時点)

練習問題をダウンロードする

画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

saiboubunretutoseityo2
saiboubunretutoseityo3
saibounobunretutoseityo4
生物の細胞と生殖その他の問題

タイトルとURLをコピーしました