物体の運動と速さの基本問題です。
物体の運動についての基本を確認します。また速さの計算の復習をしておきましょう。
基本事項
身近な運動を分類
次のような運動の具体的な例を考えてみましょう。
1 物体の速さだけがかわる運動
滑り台からおりる子供、真っ直ぐに落ちるボールなど
2 物体の運動する向きだけが変わる運動
観覧車、扇風機の羽など
3 物体の速さも向きも変わる運動
時計の振り子、ブランコなど
4 物体の速さも向きも変わらない運動
氷の上を転がすボールなど
速さの計算の復習
速さの基本的な計算をしっかりできるようにしておいてください。
速さの単位はm/s(秒) や km/h(時) などが使われます
平均の速さと瞬間の速さを理解する
平均の速さ
物体がある時間の間、一定の速さで動き続けたと考えた場合、移動した距離を移動にかかった時間で割った速さ。
180kmを3時間で進んだ車の平均の速さは 180÷3=60km/h と考えます。
途中で止まったり、加速したり、減速したり・・・ということは考えず、その間の平均の速さを求めます。
瞬間の速さ
ごく短い時間に移動した距離での速さを瞬間の速さといいます。
車のスピードメーターを見ていて65km/hになったり、45km/h と示されるのが瞬間の速さになります。
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