仕事率の問題です。
仕事との違いをしっかり確認するようにしましょう。
公式を暗記するのではなく、具体的な問題で仕事率の意味を理解するようにしてください。
仕事率とは
仕事率は単位時間あたりにする仕事の量です。
式にすると
仕事率(W)=仕事の大きさ(J)÷仕事にかかった時間(秒)
になります。仕事率はW(ワット)で表します。
*時間は秒で表すので注意しましょう。
仕事率を求めることで、どれだけの効率で仕事をすることができたを考える事ができます。
例)質量10㎏の物体を2m引き上げるとき。
仕事の大きさ
10000÷100=100(N)
100(N)×2=200(J)
モーターAで引き上げると8秒かかった
仕事率は 200(J)÷8(秒)=25 (w)になります。
モーターBで引き上げると10秒かかった
仕事率は 200(J)÷10(秒)=20 (w)になります。
モーターAの方が仕事率が大きくなります。→短時間で作業できる。
仕事にかかる時間を求める問題
例)仕事率が20Wのモーターを利用して、質量15㎏の物体を4m引き上げるときにかかる時間を求める。
物体を引き上げる仕事の大きさ
15000÷100=150(N)
150(N)×4=600(J)
仕事率(W)=仕事の大きさ(J)÷仕事にかかった時間(秒)
に当てはめると、
20(w)=600(J)÷時間(秒) なので
時間(秒)=600(J) ÷ 20(w)=30(秒)
と求める事が出来ます。
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画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。
問題は追加する予定です。
*2018/11/25 No.2の問題と解答にミスがありましたので、作り直しました。ご迷惑をおかけしました申し訳ありません。
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