奈良時代の基本的な確認プリントです。律令国家のしくみ、平城京、班田収授法と農民の負担、墾田永年私財法、聖武天皇と仏教、天平文化を扱います。制度の変化が人々のくらしや文化にどうつながっていったのか、流れの中で覚えていくようにしてください。
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学習する内容
律令国家の始まり
- 701年 唐にならった大宝律令が完成し、天皇を中心とする律令国家のしくみが整う
- 中央には神祇官と太政官が置かれ、地方には都から国司が派遣される
- 九州に大宰府、東北に多賀城が置かれ、国のしくみが全国におよぶ
律令国家の都・平城京
- 710年 新しいしくみにふさわしい都として、唐の長安を手本にした平城京がつくられる
- 都の北側の平城宮から、朱雀大路が南へのびる
- 東西の市では和同開珎などの貨幣が使われる
律令のもとでの農民のくらし
- 6年ごとに戸籍がつくられ、6歳以上のすべての人々に口分田があたえられる
- そのかわりに、稲を納める租、布を納める庸、特産物を納める調や、防人などの兵役が課せられる
- 負担にたえられず、性別をいつわったり、口分田を捨てて逃げたりする農民が現れる
土地制度のゆきづまり
- 人口が増えて口分田が足りなくなり、723年に三世一身法が出される
- それでも開墾が進まず、743年の墾田永年私財法で永久の私有が認められる
- 貴族や寺社が私有地(のちの荘園)を広げ、公地公民の原則がくずれ始める
仏教の力にたよる聖武天皇
- 伝染病やききんで国が乱れ、聖武天皇は仏教の力で国を守ろうとする
- 国ごとに国分寺と国分尼寺、都には東大寺の大仏がつくられ、行基が協力する
- 唐から鑑真が来日し、正式な仏教の教えを伝えて唐招提寺を開く
唐との交流が生んだ天平文化
- 遣唐使が持ち帰った文化をもとに、仏教と唐の影響を受けた国際的な天平文化が栄える
- 東大寺の正倉院には、シルクロードを通って伝わった宝物が納められる
- 国のしくみが整ったことで、古事記・日本書紀・風土記・万葉集がつくられる
学習のポイント
- 用語を単独で覚えるのではなく、大宝律令→平城京→班田収授法→墾田永年私財法の順に、流れを声に出して説明できるか確かめながら進めましょう。
- 租・庸・調・雑徭・防人は、自分で表に書き出して整理すると覚えやすくなります。内容を隠して名前から言えるか、名前を隠して内容から言えるか、両方向で確認しましょう。
- 記述問題は「仏教の力で国を守るため」のように、決まった言い回しをそのまま書けるように練習しておきましょう。
- 一度解いて終わりにせず、まちがえた問題に印をつけて、日を空けてもう一度解き直しましょう。
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