気体の集め方

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気体の性質による気体の集め方の問題です。

気体の集め方は3種類あります。気体の性質が分かっていれば、解答しやすい問題が多いので確実に点数が取れるようにしておきましょう。

また、実験方法の注意点や、図を書く問題もよく出題されます。

1度ノートに図を書いて、注意点などをまとめるようにしましょう。

水上置換法

水に溶けにくい気体を集めるのに適しています。

例) 酸素、窒素、水素 (二酸化炭素)

*二酸化炭素は水に少しとけるので水上置換だと気体の量が少し減る。

純粋な気体を集めるのに一番適している方法です。

  • 気体が水をおしのけて、上部にたまるので空気がほとんどまじならない。
  • 気体の量が一目でわかる。
実験の注意点

はじめに出てくる気体は集めないで捨てる

  • 発生装置の試験管やフラスコの中に入っていた空気が出てくるから。

下方置換法

水に溶けやすく、空気より重い気体を集めるのに適している。

例)二酸化炭素

*下方置換だと空気と少し混じる、どれだけ集まったか分からないので、量は減っても水上置換の方が純粋な二酸化炭素を集められる。

上方置換法

水に溶けやすく、空気より軽い気体を集めるのに適している。

例 アンモニア

*中学、高校では上方置換に適した気体はアンモニアのみしかないので、上方置換はアンモニアと覚えておけば良い。

練習問題をダウンロード

画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。

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